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副業人材の即戦力化に関する実態調査結果を発表:9割が中核ポジションに意欲、企業側の受け入れ体制が鍵

お金・くらし

調査結果概要

副業人材のパフォーマンス低下は「初期設計のズレ」が主因

これまでの副業経験において、「自身のスキルを十分に発揮できなかった」あるいは「期待された成果に届かなかった」と感じる案件があったかという質問に対し、副業経験者の96.1%が「ある」と回答し、うち44.1%が「頻繁にある」と回答しました。

副業経験者の96.1%が実力を十分に発揮しきれなかった案件があると回答

パフォーマンスを発揮できなかった最大の要因としては、「自身のスキルとのミスマッチ(28.9%)」が最多となり、「業務範囲の曖昧さ(28.7%)」「経営者や担当者とのコミュニケーション不足(28.5%)」「本業との時間調整(28.5%)」が続いています。スキル面の課題に加え、業務設計やコミュニケーション設計の不備がパフォーマンス低下に影響していることがうかがえます。

パフォーマンスを発揮できなかった最大の要因

また、副業で成果が出なかった案件について「自分自身にも改善の余地があった」と感じる点では、「初期段階での確認不足(41.0%)」が最多となりました。多くの副業人材が自身の支援内容に改善の余地を認識しており、契約初期の丁寧なすり合わせが成果創出に重要であると考えられます。

副業で成果が出なかった案件について「自分自身にも改善の余地があった」と感じる点

副業人材が高い成果を発揮するには、目標の明確化と組織的な受け入れが鍵

副業案件で「非常に高い成果を出せた」「この組織に貢献したい」と強く実感したケースでは、企業側が実施していた工夫として「成果物の定義と評価基準の明確化(37.3%)」が最多でした。次いで「事業の社会的意義やビジョンの共有(36.2%)」「定期的な1on1やフィードバック機会の設置(33.2%)」が続いています。これらの結果から、副業人材のパフォーマンス最大化には、アウトプットの期待値を事前に明文化し、事業の方向性や背景を丁寧に共有することが重要であると考えられます。

高い成果を出し、組織に貢献したいと感じた案件において、企業が実施した工夫

副業先で「自分はこの組織の一員だ」と実感するために最も重要だと思う要素については、「プロジェクトの難易度に見合った報酬(23.1%)」が最多となりました。報酬面だけでなく、「経営者やチームメンバーからの心からの感謝(20.8%)」や「経営判断に直結する情報の共有(19.9%)」といった心理的な承認や情報の共有も重視されており、副業人材を組織の一員として受け入れる姿勢が成果創出につながる様子がうかがえます。

副業先で組織の一員だと実感するために重要な要素

曖昧な指示や丸投げが人材の離脱を招く要因に

パフォーマンスを発揮しにくいと感じる企業(発注者)の特徴として、「『とりあえず丸投げ』で、目的が共有されない(38.9%)」が最多でした。次いで「契約外の作業を当然のように要求してくる(38.5%)」「指示が場当たり的で二転三転する(36.0%)」が続いています。これらの特徴は、業務設計やコミュニケーションの不透明さを示しており、副業人材が本来の力を発揮できない環境であることが見て取れます。

パフォーマンスを著しく低下させる企業(発注者)の特徴

副業案件を「契約更新しない」と決意する最大の理由については、「担当者とのコミュニケーションにストレスを感じた(19.5%)」が最多となりました。企業側の受け入れ体制や日常的なコミュニケーションのあり方が、パフォーマンス低下のみならず、人材の継続意向にも直結する可能性が示されています。

副業案件を「辞めよう(契約更新しない)」と決意する最大の理由

副業人材の約9割が中核ポジションへの参画に前向き

今後、副業でスタートアップや新規事業の「中核(リード・マネジメント層)」として参画することに興味があるかを尋ねたところ、「非常に興味がある(43.2%)」「条件次第で興味がある(48.6%)」となり、全体の約9割が前向きな姿勢を示しました。副業人材の多くが、単なる業務支援ではなく、より責任あるポジションでの関与を志向していることが明らかになっています。

副業人材の約9割が中核ポジションへの参画に興味

これまでの副業経験において「自身のスキルを十分に発揮できなかった」あるいは「期待された成果に届かなかった」と感じる案件が「頻繁にある」と回答した人の67.1%が、中核ポジションへの参画意向について「非常に興味がある」と回答しました。この結果は、企業側がオンボーディング体制を最適化し、副業人材の高い挑戦意欲を「即戦力化」する仕組みを整えることで、社外の専門人材の価値を最大化できる可能性を示唆しています。

株式会社lotsful 代表取締役CEO 田中 みどり氏のコメント

株式会社lotsful 代表取締役CEO 田中 みどり氏

本調査から、副業人材は単なる外部リソースではなく、事業成長を担う中核人材となり得るポテンシャルを有していることが改めて明らかになりました。特に、成果が出なかった経験を多く持つ人材ほど、中核ポジションへの参画意欲が高いという結果は、挑戦や試行錯誤の蓄積が次の価値創出につながることを示しています。

副業人材の活用においては、求める成果や業務内容を明確化することで配置のミスマッチを防ぎ、活躍が期待できることも示唆されました。一方で、パフォーマンス低下の背景には、スキルのミスマッチや業務範囲の曖昧さ、初期段階でのすり合わせ不足といった「受け入れ設計の課題」が多く存在しています。企業側が成果物や期待値を明確化し、副業人材を組織の一員として迎え入れる体制を整えることが、その力を最大限に引き出す鍵になると考えられます。

lotsfulでは、今後も副業人材と企業の最適なマッチングおよびオンボーディング支援を通じて、個人と企業双方の価値創出を支援してまいります。

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企業向けサイト:

調査概要

  • 調査手法:インターネット調査(Fastask)

  • 調査対象:副業経験のある20代~40代の会社員

  • 調査期間:2026年6月2日(火)~ 6月9日(火)

  • 対象人数:558人

株式会社lotsfulについて

株式会社lotsfulは、労働力不足が加速する中で、個人の持つスキルを解放・流通・育成し、企業に複数の専門性を組み合わせながらアジャイルにプロジェクトを前進させられる組織文化を実装することで、人材の流動化を促し、社会の発展を目指しています。主軸事業である副業人材マッチングサービス『lotsful』を通じて、キャリアの拡張やスキル活用を支援するとともに、企業の即戦力となる外部人材活用を通じた事業成長の加速を支援しています。

企業サイト:

本サービスに関するお問い合わせ先

support@lotsful.jp

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