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がん予防に関する意識調査:9割超が関心も行動は約3割、「予防」と「早期発見」の混同も明らかに

セルフケア

がん予防への関心と行動のギャップが明らかに

2026年7月30日、株式会社サルベストロールジャパンは、健康を意識する30〜70代の一般生活者1,026名を対象に実施した「がん予防に関する認識・行動実態」調査の結果を発表しました。

調査結果によると、回答者の9割以上が「がん予防に関心がある」と回答しましたが、実際にがん予防のために何らかの行動をしている人は約3割にとどまりました。この結果は、がん予防への関心の高さと実際の行動との間に大きなギャップがあることを示唆しています。

がん予防への関心と行動のギャップ

「予防」と「早期発見」の混同

「『がん予防』と聞いて思い浮かべるもの」という質問では、「健康診断を受ける」(70.1%)と「がん検診を受ける」(68.8%)が上位を占めました。このことから、「病気の発生を未然に防ぐ予防」と「検診によって早期に発見する早期発見」の概念が混同されやすい実態がうかがえます。

また、約半数の回答者が「バランスのよい食事をする」(46.7%)と回答しており、食生活の改善といった生活習慣の見直しも予防行動の一つとして意識されていることが分かりました。

がん予防と聞いて思い浮かべるもの

食事の重要性と植物由来成分の認知度

がん予防における食事の重要性については、9割以上が重要だと認識しており、具体的な行動としては「野菜を多く食べる」(62.0%)が最も多く挙げられました。その他、「塩分を控える」(39.3%)や「アルコールを控える」(34.4%)といった回答も見られました。

しかし、野菜や果物に含まれる「植物由来成分」について尋ねたところ、「なんとなく体によさそうとは思っている」(43.2%)という漠然としたイメージを持つ人が多く、成分名まで意識して選んでいる人はわずか5.9%でした。成分の認知度では「ポリフェノール」が86.5%と突出して高い一方で、「サルベストロール」は2.4%と低い認知度にとどまっています。

がん予防における食事の重要性と気をつけていること

植物由来成分への意識と認知度

健康食品の利用状況と情報源の課題

サプリメントや健康食品の利用状況については、約4割が現在利用しており、過去に利用経験がある人を含めると約6割に達しました。

健康食品を選ぶ際の参考にしている情報源としては、「商品の公式サイト」(38.1%)が最多でした。一方で、医師や薬剤師、管理栄養士などの専門家に相談する人は約15%と少数にとどまり、SNSなどのインターネット情報や家族・知人の口コミを参考にしている人がそれぞれ約25%存在することが明らかになりました。専門的な助言よりも、身近で手軽に得られる情報をもとに商品を選ぶ傾向がうかがえ、健康食品に関する適切な情報の理解に課題がある実態が浮き彫りになっています。

サプリメント・健康食品の利用状況と情報源

医師からの提言

今回の調査結果を受け、柳澤厚生医師(元杏林大学教授、日本オーソモレキュラー医学会代表理事)は、がん予防における食生活や栄養摂取、そして専門家への相談の重要性について提言しています。

柳澤医師は、がん検診の重要性を認めつつも、禁煙、節酒、適度な運動、適正体重の維持といった日々の生活習慣の見直しががんの発症リスクを下げるために不可欠であると強調しました。食生活においては、栄養バランスの取れた食事が基本ですが、不足しがちな栄養素を補う手段として健康食品やサプリメントが選択肢となる場合もあると述べています。

ただし、必要な栄養素や適切な摂取量は個人の年齢、健康状態、服薬状況によって異なり、製品の品質にも差があるため、自己判断だけでなく、かかりつけ医や薬剤師、管理栄養士などの専門家に相談することを推奨しています。

まとめ:がん予防における意識と行動の乖離と、正しい知識の必要性

本調査は、がん予防への高い関心と実際の行動との間に乖離があることを示しました。また、「予防」と「早期発見」の概念の混同、植物由来成分に対する漠然とした認識、そして健康食品選択における情報源の偏りなど、がん予防に関する正しい知識の理解と適切な行動選択における課題が浮き彫りとなりました。

がん予防には、検診による早期発見だけでなく、食生活を含む生活習慣の改善が重要であり、健康食品を利用する際には専門家の助言を得て、自分に合ったものを選ぶことが求められます。

調査概要

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