[PR] 運営維持のため一部広告リンクを設置(詳細

職場でのコミュニケーションを支援する「formeet」がAIで自己理解を促す「ジブトリ」を開発、7月「ナナナナ祭」で初公開

ニュース

開発の背景:相談が生まれない職場が人材損失を招く

学生時代に個性として評価されていた人材が、社会に出てからその特性のために力を発揮できず、離職や休職に至るケースは少なくありません。この背景には、能力不足ではなく「相談が生まれないこと」が大きく影響していると考えられています。相談を阻む要因として、以下の三つの壁が挙げられます。

  1. これまでの経験からくる「相談しても無駄」という学習性無力感
  2. 自身の感覚や特性を言語化し、他者に伝えることの困難さ
  3. 問題を一人で抱え込み、「自分がダメなだけ」と考える強い自責思考

これらの壁により、簡単な相談と小さな配慮で解決できたはずの問題が、個人と企業双方にとって大きなコストへと膨らむと指摘されています。「ジブトリ」は、この「相談が生まれない構造」を改善することを目指して開発されました。

ジブトリ

新サービス「ジブトリ」の特長

「ジブトリ」は、相談を生み出すための自己理解サービスであり、以下の3つの特長を持っています。

  1. AIとの対話で「自分の取説」を作成
    AIとの対話を通じて、自分でも気づいていなかった感覚、クセ、感情などを言語化します。これにより、「進んでいません」といった一言の背景にある具体的な理由(例:逆算が苦手、聴覚で情報を整理する方が得意など)を、他者が理解し行動に移せる言葉へと翻訳します。
  2. パズルピース型キーホルダー:反スティグマ設計
    診断結果から生成されるキーホルダーの「凹み」は、欠点ではなく、他者の「突起」と噛み合う「接点」として設計されています。これは、個人が一人で完結するのではなく、互いに補い合うことで力が生まれるという思想を具現化したものです。
  3. 特性データを人事評価に一切使わない「評価分離」設計
    収集した特性データは、評価の材料として使用しないことを原則としています。相談しやすい環境を構築するためのツールが評価に利用されることで、その機能が損なわれることを防ぐための設計です(組織向け展開で適用)。

社会的意義

発達障害という言葉が普及する一方で、そのラベルが付く人々を一括りに捉える認識が広がりつつあります。かつて個性として受け入れられていた脳の発達の偏りが、社会に出ると困難となり、相談すらできない状況に陥ることは、本来活躍できるはずの人材が埋もれていく社会全体の損失であると考えられています。「ジブトリ」は、特性を「直すべき欠点」ではなく「噛み合う接点」として捉え直し、相談が自然に生まれる関係性を個人と組織双方に提供することを目指します。

今後の展開:組織の「人材が辞めない仕組み」へ

「ジブトリ」はまず、個人が自己を理解するためのサービスとして提供されます。将来的には組織での活用へと展開し、企業の人材定着に直接寄与する仕組みを目指します。

  • 相互理解と1on1支援: 各メンバーの取説に基づき、上司や同僚が「何をすれば力が引き出せるか」を具体的なアクションレベルで把握できるよう支援します。

  • 評価分離による安全なデータ基盤: 特性データを人事評価に一切使用しない設計により、従業員が安心して自己開示できる基盤を構築します。

  • 人的資本・健康経営の文脈での活用: 従業員エンゲージメントや定着率の向上など、人的資本・健康経営の指標改善に資する仕組みを目指します。

7月10日〜12日 タッチ&トライイベントを開催

「ジブトリ」の初公開の機会として、2026年7月10日から12日にかけて渋谷・100BANCHにてタッチ&トライイベントが開催されます。イベントでは、AIを用いた取説生成体験(体験版)や、13問の設問に答えることで自身のコミュニケーションタイプを象ったパズルピース型キーホルダーを受け取ることができます(キーホルダー作成は有料)。人事、経営企画、人的資本、健康経営に携わる企業関係者は、サービスを体験しながら自社での活用について相談が可能です。

イベント名:100BANCH ナナナナ祭「torisetsu factory – あなたの取扱説明書つくりませんか?」
開催日時:

  • 2026年7月10日(金)、11日(土) 12:00〜20:00

  • 2026年7月12日(日)12:00〜18:00
    会場:100BANCH 2F(東京都渋谷区渋谷3-27-1)
    体験料金:無料(キーホルダー作成は1,000円)

イベント詳細については以下のリンクをご参照ください。
https://100banch.com/events/nanananasai2026-formeet

プロジェクトリーダーコメント

formeetプロジェクト代表の中田歩希氏は、友人や支援を受けている人々の経験から、「職場の悩みを誰にも相談できない」という問題が、個人の問題ではなく社会構造の問題であると感じたと述べています。メンタル不調による休職後の復職率が約半数に留まる現状(レバレジーズ株式会社の調査、2025年7月実施)を踏まえ、中田氏は診断が必要になる前の職場で、AIが「言えない」を肩代わりし、相談が生まれる状態を作り出すことを目指しています。福祉ではない仕組みで、診断が必要ない社会を築くことが目的であると語られています。

プロジェクト概要

  • プロジェクト名: formeetプロジェクト

  • 代表者: 中田 歩希(なかた あゆき)

  • メール: info@formeet.jp

  • 事業内容: 自己理解・コミュニケーション支援サービス
    (企業からの導入・協業に関する問い合わせも上記メールアドレスにて受け付けています。)

100BANCHについて

100BANCH

「100年先の世界を豊かにするための実験区」をコンセプトに、これからの時代を担う若い世代と共に新しい価値創造に取り組む複合施設です。パナソニックが創業100周年を迎えるにあたり、「常識にとらわれない若いエネルギーの集まりが、100年先の未来を豊かにしていく」という理念のもと、2017年7月7日に設立されました。24時間365日実験可能な「場所」と、各分野の第一人者であるメンターによるアドバイス、年間100を超えるイベントや大型展示会での発信「機会」を提供し、若者の挑戦を支援しています。2026年3月現在、応募総数約1220件の中から404プロジェクトを採択し、加速支援を行っています。

100BANCH 公式ホームページ:https://100banch.com/
「formeet」はGARAGE Program104期生として採択され、100BANCHで活動しています。
formeetプロジェクトページ:https://100banch.com/projects/formeet

コメント

タイトルとURLをコピーしました