「のど」の衰えが健康寿命を左右する – 新習慣で誤嚥性肺炎・寝たきりを防ぐ
株式会社日本文芸社は、嚥下障害の専門医である西山耕一郎氏と、のどおよび誤嚥性肺炎研究の第一人者である熊井良彦氏による共著『長生きのど習慣』を2026年7月30日(木)より全国の書店およびオンライン書店で発売します。本書は、4万人以上の「のど」を診てきた専門家が、誤嚥性肺炎や寝たきりにつながる「のどフレイル(のどの機能低下)」の予防・改善法を分かりやすく解説する実践書です。
「飲み込みにくい」「ムセる」「食後にたんが増えた」「声がかすれる」といった症状は、加齢によるものと見過ごされがちですが、これらは「のどフレイル」の初期サインである可能性があります。のどは「食べる」「呼吸する」「話す」といった生命維持に不可欠な機能を担っており、その機能が衰えると、食欲不振や会話・外出機会の減少に繋がり、心身の衰えを招く恐れがあります。

嚥下機能の低下は、食べ物や唾液が誤って気管に入る「誤嚥」を引き起こしやすくなります。高齢者の肺炎の7割以上は誤嚥が原因とされる誤嚥性肺炎であり、のどの衰えは栄養不足や免疫力低下、さらには入院や寝たきりのリスクを高め、健康寿命を縮める大きな要因となります。

本書で身につく3つのこと
『長生きのど習慣』では、誤嚥などの深刻な症状が現れる前から実践できる対策が厳選されています。のど体操、呼吸法、歩き方、食べ方、食材の選び方など、日々の生活に無理なく取り入れられる方法が紹介されており、特別な器具や激しい運動は不要です。
- のどのSOSサインに早く気づき、誤嚥性肺炎のリスクを減らす
「食事中にムセる」「薬(錠剤)が飲み込みにくい」「食後にたんが増える」「声がかすれる」といった“のどフレイル”の初期サインをセルフチェックシートで確認できます。自覚症状のないまま進行する「不顕性誤嚥(隠れ誤嚥)」のリスクも理解し、重症化する前に生活習慣を見直すきっかけを提供します。
- 1日5分の習慣で、「飲み込む力」と「吐き出す力」を鍛える
専門医が厳選した、特別な器具を使わずに始められるトレーニングが紹介されています。「嚥下おでこ体操」「あご持ち上げ体操」といった1日5分で取り組める“のど筋トレ”に加え、「ペットボトル呼吸」「口すぼめ呼吸」など、異物を吐き出す力を高める呼吸法も掲載されています。これにより、何歳からでものどの機能維持・向上を目指せます。また、食事中にむせてしまった際の正しい対処法も解説されており、いざという時にも落ち着いて対応できるようになります。
- 毎日の食事を少し変えるだけで、誤嚥しにくい「長生きのど」を育てる
毎日の食事や生活習慣を少し工夫することで、誤嚥のリスクを減らす方法が紹介されています。頭を軽く前に倒して飲み込む姿勢や、ムセにくい食材の選び方、ご飯に生卵を加えるだけで食べやすくなる工夫、口の広いコップや小さめのスプーンなど、今日から実践できるアイデアが満載です。

書籍目次
本書の主な内容は以下の通りです。
- はじめに
- 第1章 なぜ「ノド」が長生きのカギなのか
- 第2章 「長生きノド」になれる新・生活習慣
- 第3章 誤嚥が減る!「ムセ」を減らす食べ方
- 第4章 ノドの老化を見逃さないために



著者プロフィール
- 西山 耕一郎(にしやま こういちろう)
北里大学医学部を卒業後、耳鼻咽喉科・頭頸部外科医師として30年間で約1万人の嚥下障害患者を診療。西山耳鼻咽喉科医院を開業し、東海大学客員教授、藤田医科大学客員教授も務める。嚥下相談医、嚥下認定士、神奈川県嚥下キーパーソン。主な著書に『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』(飛鳥新社)などがあります。 - 熊井 良彦(くまい よしひこ)
長崎大学大学院耳鼻咽喉科・頭頸部外科教授。主な専門分野は聴覚障害、嚥下障害、音声障害。長崎大学病院 嚥下障害治療センター長、長崎大学病院 頭頸部腫瘍センター長を兼任しています。
書誌情報
- 書名:長生きのど習慣
- 著者:西山 耕一郎・熊井 良彦
- 定価:1,760円(税込)
- 判型・ページ数:A5判・128ページ
- ISBN:978-4-537-22390-3
- 発売日:2026年7月30日
購入方法
本書は全国の書店およびオンライン書店でご購入いただけます。


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