スポットワーク求人倍率は4.36倍、前年同月比で大幅な伸び
2026年5月度のスポットワーク求人倍率は4.36倍を記録しました。前月と比較して0.85ポイントの低下が見られましたが、これは季節的な求人数の減少によるものと分析されています。一方で、前年同月と比較すると1.71ポイント上昇しており、24か月連続で前年同月を上回る結果となりました。

5月度のワーク数は前月比20.2%減
2026年5月度のワーク数は、前月比で20.2%減、前年同月比では14.1%減となりました。職種別に見ると、「コンビニスタッフ」が前月比6.0%減、「倉庫内・軽作業」が47.8%減、「運送・ドライバー」が12.6%減と、主要3職種すべてで前月の数値を下回りました。
前年同月比でも、「コンビニスタッフ」が8.6%減、「倉庫内・軽作業」が0.8%減、「運送・ドライバー」が55.5%減となり、主要3職種すべてで減少が見られました。

スポットワーク平均時給は1,239円、前月・前年同月ともに低下
2026年5月度のスポットワーク平均時給は1,239円となりました。これは前月比で8円、前年同月比で59円の低下です。2025年に見られた高水準の時給相場と比較すると、やや落ち着きが見られる結果となっています。地域別に見ると、すべてのエリアで前年同月を下回っており、特に東海圏では70円低下と、下落幅が大きいことが明らかになりました。

(出典:単発バイト求人サイト「ショットワークス」2022年5月~2026年5月データ、総務省統計局「労働力調査(詳細集計)2026年(令和8年)1~3月期平均」)
スポットワークマーケットデータレポートについて
スポットワークとは、短時間・単発で働き、継続した雇用関係のない働き方を指します。これには雇用契約を結ばない「ギグワーク」と、短期雇用契約を結ぶ「単発バイト」の2種類が含まれます。この市場は、コロナ禍を契機に急増し、今後さらに広がりを見せることが予見されています。
個人にとっては、働き方改革による残業規制やコロナ禍による勤務時間減少の中で追加就労意欲が増大していること、企業にとっては、生産性向上の観点から必要な時に必要な人数を配置する人件費最適化への高まり、そしてタイムリーなマッチングを提供するスポットワーク求人事業者の参入が、このマーケットの拡大を後押ししています。
ツナグ働き方研究所は、このマーケットを定点観測することで、市場規模の動向、有益なトピック、内在する課題などを可視化し、社会的な意義と接続するデータレポートを発信しています。
レポート詳細はこちらで確認できます。
https://tsuna-ken.com/research_report/202605_spotwork-5/
ツナグ働き方研究所について
株式会社ツナググループ・ホールディングスを母体とし、2015年に設立された多様な働き方の調査研究機関です。企業人事や労働法制の分野で活躍する識者と共に、労働法制の要所を解説し、改正に至るまでの経過や背景を記録・分析しながら「あるべき姿」を提言しています。雇用の未来を拓くための調査・研究を行っています。

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