[PR] 運営維持のため一部広告リンクを設置(詳細

痛風診断者の4割超が自己判断で治療中断、慢性腎臓病リスクへの認識不足が浮き彫りに

からだの悩み

痛風・高尿酸血症に関する意識調査結果を公開

イーヘルスクリニック新宿院は、全国の一般生活者304名を対象に、痛風・高尿酸血症に関する意識調査を2年連続で実施しました。この調査は、国民生活基礎調査によると国内に推定約130万人の患者がいるとされる痛風と、その原因である高尿酸血症に対する認知度や行動変化を分析することを目的としています。高尿酸血症を放置すると、慢性腎臓病(CKD)や心臓病などの合併症リスクが高まることが指摘されています。

今回の調査から、主に以下の3点が明らかになりました。

  • 痛風の原因である高尿酸血症が「慢性腎臓病(CKD)」の危険因子であることを、いまだ半数近く(47.4%)が知らず、合併症リスクへの理解は2年連続で改善していない。

  • 痛風と診断された人の4割超(45.6%)が、痛みが治まった後に自己判断で治療を中断した、もしくは治療をしていない。

  • 尿酸値を指摘された後の受診意欲・生活改善意欲にも、先送りにする傾向が見られた。

痛風・高尿酸血症とは

痛風は、血液中に「尿酸」が過剰に蓄積され、結晶化した尿酸が関節内に沈着することで強い炎症と痛みを引き起こす疾患です。その主な原因である「高尿酸血症」は、血液中の尿酸が多くなった状態を指します。

厚生労働省によると、痛風や高尿酸血症は、食生活や飲酒、肥満、運動不足などの生活習慣と密接に関係する生活習慣病の一つであり、特に男性に多くみられます。痛風や高尿酸血症の注意すべき特徴は以下の通りです。

  • 足の親指などの関節に突然の強い痛み(痛風発作)が生じる。

  • 発作の痛みが治まっても、尿酸値が高い状態そのものは続いている可能性がある。

  • 治療をせず放置すると、慢性腎臓病(CKD)や心筋梗塞、狭心症などの発症リスクが上昇する。

早期発見・予防のために重要なポイントは次の3つです。

  • 年1回以上の健診で尿酸値(UA)を確認する。

  • 飲酒やプリン体の多い食品、運動不足を避け、生活習慣を整える。

  • 尿酸値が高いと指摘されたら、内科や痛風外来で早期に相談・治療を受ける。

国民生活基礎調査に関する詳細はこちら: https://seikatsusyukanbyo.com/statistics/2024/010786.php
厚生労働省による痛風・高尿酸血症の情報はこちら: https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/metabolic/m-05-007

合併症リスクへの理解は広がらず

高尿酸血症が続くと、慢性腎臓病(CKD)の発症リスクが高まる可能性があります。しかし、今回の調査では、このことを「知っている」と回答した人は52.6%にとどまり、半数近い47.4%が痛風の原因である高尿酸血症がCKDの危険因子であることを知りませんでした。これらの数値は前回調査からほぼ横ばいで、合併症リスクへの理解は2年連続で改善が見られませんでした。

高尿酸血症と慢性腎臓病の発症リスクの関連性についての認知度

年代別に見ると、特に60代以上で認識度が大幅に減少していることが示されています。

高尿酸血症と慢性腎臓病の発症リスクの関連性についての認識度を年代別に比較

さらに、痛風の主な原因が「高尿酸血症」であるという基本的な知識についても、「知っている」と回答した人は54.6%となり、前回調査の63.1%から8.5ポイント低下しました。20代以下では「知っている」と回答した人が42.5%にとどまるなど、若年層を中心に基礎的な知識が十分に浸透していない実態が浮き彫りになりました。

痛風の主な原因が高尿酸血症であることの年代別認知度を比較

痛風は「痛みが出たときだけの一時的な病気」と捉えられがちですが、その背景にある高尿酸血症は、腎臓をはじめ全身に影響を及ぼす疾患です。合併症の代表であるCKDのリスクが正しく理解されていないことが、早期受診や予防行動を妨げる一因になっていると考えられます。

痛みが治まったら通院をやめる―診断後の「治療中断」の実態

痛風と診断された経験のある方を対象に現在の治療状況を尋ねたところ、「痛みが治まったためやめた」(35.1%)と「一度も通院しなかった」(10.5%)を合わせると45.6%に達しました。これは、診断を受けた人の4割を超える人が医師の指示なく自己判断で治療から離れていることを示しています。一方で、「現在も治療を継続している」「医師の指示でやめた」と適切に治療が管理されている人は54.4%にとどまりました。

痛風と診断された経験のある人の現在の治療状況

年代別に見ると、特に20代から40代の働き世代で医師の指示なく自己判断で治療から離れる傾向が強いことが明らかになりました。痛風発作の痛みは数日で治まる場合がありますが、痛みが治まったからといって尿酸値が下がったとは限りません。痛みが消えても尿酸値が高い状態が続いていれば、再発作のリスクや、CKDをはじめとする合併症のリスクは下がらないままです。「痛みが消えた=治った」という誤解による自己判断での治療中断が、広く起きている可能性が示されました。

尿酸値を指摘されても、受診・生活改善は「先送り」傾向

健康診断で尿酸値が高いと指摘された場合に「必ず受診する」と回答した人は39.5%で、前回調査の42.4%からわずかに減少しました。また、痛風や高尿酸血症の予防を意識して生活習慣を改善しているかという問いに対し、「特に改善しようと思わない」と回答した人は30.9%となり、前回調査の26.6%からわずかに増加しました。CKDなどの合併症リスクへの理解が広がらないことと連動するように、受診意欲・生活改善意欲のいずれにも行動を先送りする傾向が見られました。

尿酸値が高いと指摘された場合の医療機関の受診意欲

痛風や高尿酸血症の予防を意識した生活習慣の改善について

なぜ、痛風は治療を継続しなければならないのか

痛風の治療の目標は、痛風発作の痛みを抑えることだけでなく、その原因である尿酸値を正常な範囲(一般に血清尿酸値6.0mg/dL以下)に下げ、維持し続けることにあります。

尿酸値が高い状態が続くと、関節での炎症を引き起こす「痛風発作」だけでなく、血管内皮を傷つけたり、腎臓にダメージを与えたりすることが明らかになっています。高尿酸血症は、慢性腎臓病(CKD)の重要な危険因子であり、放置すれば腎機能の低下を招きます。さらに近年では、動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳卒中の発症リスクを高めることも報告されています。

痛みが治まったからといって自己判断で治療をやめてしまうと、尿酸値は再び上昇し、再発作や合併症のリスクが高い状態に逆戻りしてしまいます。健康診断で尿酸値が高いと指摘されたら、症状の有無にかかわらず医療機関を受診し、診断を受けた後は、痛みが引いても医師の指示のもとで治療を継続することが重要です。

イーヘルスクリニック新宿院の取り組み

イーヘルスクリニック新宿院は腎臓内科を専門とし、痛風外来を設けています。オンライン診療にも対応しており、通院の負担を抑えながら治療を継続しやすい環境を整えています。

クリニック概要

イーヘルスクリニック新宿院は、腎臓内科を中心に、内科全般やアレルギー(花粉症)、性感染症、肥満外来(医療ダイエット)、ビタミン点滴・幹細胞上清液・エクソソーム療法など、健康増進と予防医療にも幅広く対応しています。健康診断で「尿酸値が高い」と指摘された方や、痛風の症状がある方、過去に痛風と診断され治療から離れてしまっている方には、早めの受診・治療が推奨されます。

イーヘルスクリニック新宿院

  • クリニック名:イーヘルスクリニック新宿院

  • 所在地:東京都新宿区新宿2丁目6-4 新宿通東洋ビル3F

  • 院長:天野 方一

  • 開院:2022年4月

  • 電話番号:03-5315-0514

  • 公式Webサイト:https://ehealthclinic.jp/

コメント

タイトルとURLをコピーしました