[PR] 運営維持のため一部広告リンクを設置(詳細

新学期の皮膚トラブル、10代の7割以上が悪化を経験〜保護者の8割が皮膚科受診のタイミングに悩む実態が明らかに〜

ニュース

新学期の皮膚トラブル、10代の7割以上が悪化を経験

医療法人社団鉄結会 アイシークリニックが、10代の子どもを持つ保護者300名を対象に実施した「子ども・10代の春の皮膚トラブルに関する調査」の結果を公開しました。本調査は、春の新学期における環境変化やストレスが子どもの皮膚トラブルに与える影響と、保護者の皮膚科受診に関する意識を明らかにすることを目的としています。

調査結果から、入学・進学後に「ニキビ・日焼け・汗疹」などの皮膚トラブルが悪化した10代は71.3%に上ることが判明しました。また、保護者の81.0%が「子どもの皮膚科受診のタイミングがわからない」と回答しており、適切な判断に迷う現状が浮き彫りになっています。

調査のポイント

  • 入学・進学後に皮膚トラブルが悪化した10代は71.3%、特にニキビの悪化が最多で58.7%でした。

  • 保護者の81.0%が「子どもの皮膚科受診のタイミングがわからない」と回答しています。

  • 10代の肌荒れが最も増える季節は「春(4〜5月)」が47.3%で最多であり、新学期のストレスが影響していると考えられます。

調査概要

  • 調査対象: 全国の10代(10〜19歳)の子どもを持つ30〜50代の保護者

  • 調査期間: 2026年3月16日〜3月25日

  • 調査方法: インターネット調査

  • 調査対象人数: 300名

調査結果詳細

入学・進学後に皮膚トラブルが悪化した10代は71.3%

「お子さんは入学・進学・新学期など環境が変わった後に、皮膚トラブル(ニキビ・肌荒れ・汗疹など)が悪化した経験がありますか?」という設問に対し、71.3%の10代が悪化経験があると回答しました。この結果は、新しい環境へのストレスや生活リズムの変化が、子どもの肌に大きな影響を与えている可能性を示唆しています。

Q1. 環境変化後の皮膚トラブル悪化経験

10代が最も悩む皮膚トラブルは「ニキビ」が58.7%で圧倒的多数

お子さんが経験した皮膚トラブルのうち、最も悩んだ(悩んでいる)ものは「ニキビ(思春期ニキビ)」が58.7%と圧倒的に多く、10代の皮膚トラブルの中心的な悩みであることが判明しました。次いで「汗疹(あせも)」(15.3%)、「日焼け後の肌荒れ」(11.0%)と続き、春から夏にかけての季節性トラブルが上位を占めています。

Q2. 最も悩んだ皮膚トラブルの種類

保護者の81.0%が「子どもの皮膚科受診のタイミングがわからない」

お子さんの皮膚トラブルについて、皮膚科への受診タイミングに関する認識を尋ねたところ、「受診タイミングがわからず困っている」(48.3%)と「なんとなくわかるが自信がない」(32.7%)を合わせると81.0%の保護者が受診タイミングに不安を感じていることが明らかになりました。これは、「成長期だから仕方ない」「そのうち治る」といった思い込みから受診が遅れ、症状が悪化するケースにつながる可能性を示唆しています。

Q3. 皮膚科受診タイミングへの認識

10代の肌荒れが最も増える季節は「春(4〜5月)」が47.3%で最多

お子さんの肌荒れ・皮膚トラブルが最も増えると感じる季節は「春(4〜5月)」が47.3%と最も多く、新学期のストレスや環境変化が子どもの肌に影響を与えていることが裏付けられました。次いで「夏(6〜8月)」(28.0%)が続き、汗疹や日焼けによる肌トラブルも無視できない割合です。

Q4. 肌荒れが増える季節

66.0%が「市販薬やセルフケアで様子を見る」と回答、早期受診は少数派

お子さんの皮膚トラブルに対して、最初にどのような対処をするかを尋ねたところ、「市販薬で様子を見る」(38.7%)と「スキンケアの見直しで様子を見る」(27.3%)を合わせると66.0%がセルフケアを優先していることがわかりました。「すぐに皮膚科を受診する」は18.0%にとどまり、受診のハードルが高い現状がうかがえます。

Q5. 皮膚トラブルへの最初の対処法

調査まとめ

本調査により、入学・進学後に皮膚トラブルが悪化した10代は71.3%に上り、特に思春期ニキビが58.7%と最も多い悩みであることが明らかになりました。また、保護者の81.0%が「子どもの皮膚科受診のタイミングがわからない」と回答しており、適切な受診時期の判断に困っている実態が浮き彫りになっています。肌荒れが増える季節は「春(4〜5月)」が47.3%で最多となり、新学期のストレスや環境変化が子どもの肌に大きな影響を与えていることが確認されました。一方で、66.0%の保護者が市販薬やセルフケアで様子を見ると回答しており、皮膚科受診のハードルが高い現状も明らかになりました。子どもの皮膚トラブルは早期に適切な治療を行うことで、症状の悪化やニキビ跡などの後遺症を防ぐことができます。保護者が受診の目安を正しく理解し、必要に応じて早めに皮膚科を受診することが重要です。

皮膚科医からのコメントとアドバイス

アイシークリニックの髙桑康太医師は、子どもの皮膚トラブル、特に思春期ニキビについて、「『成長期だから仕方ない』『そのうち治る』と放置せず、早めに皮膚科を受診することが重要です」とコメントしています。

受診の目安

  • 市販薬で1〜2週間改善しない場合

  • 炎症を伴うニキビ(赤ニキビ、膿を持った黄ニキビ)が複数できた場合

  • ニキビを繰り返し、跡が残り始めた場合

  • 汗疹をかきむしって悪化した、または広範囲に拡大した場合

  • 日焼け後に水ぶくれができた、強い痛みがある場合

思春期ニキビは、ホルモンバランスの変化により皮脂分泌が活発化することで発症し、放置すると炎症が悪化してクレーター状のニキビ跡や色素沈着が残る可能性があります。日本皮膚科学会の「尋常性ざ瘡治療ガイドライン」では、アダパレン(ディフェリンゲル)や過酸化ベンゾイル(ベピオゲル)が第一選択薬として推奨されており、これらは皮膚科で処方される医療用医薬品です。早期に適切な治療を開始することで、重症化やニキビ跡の形成を予防できるとされています。

汗疹については、通気性の良い衣類を着用し、汗をかいたらこまめに拭き取る・着替えることが基本です。しかし、かきむしって湿疹化した場合は二次感染のリスクがあるため、皮膚科を受診することが推奨されます。日焼け後の肌荒れも、水ぶくれや強い痛みがある場合はII度熱傷の可能性があり、医療機関での処置が必要です。

春〜夏に子どもの肌を守るための家庭でのケア

  • 洗顔は1日2回、こすりすぎず優しく洗う(ニキビ予防)

  • 通気性の良い綿素材の衣類を選ぶ(汗疹予防)

  • 汗をかいたらこまめに拭き取る・着替える(汗疹予防)

  • 外出時は日焼け止め(SPF30以上)を塗り直す(日焼け予防)

  • 規則正しい生活と十分な睡眠を確保する(全般的な肌の健康維持)

保護者が知っておくべきニキビ治療の基礎知識

  • 思春期ニキビは保険診療で治療可能(3割負担で月1,000〜2,000円程度)

  • 皮膚科で処方される薬は市販薬より効果が高い

  • 早期治療でニキビ跡(瘢痕・色素沈着)を予防できる

  • 治療期間は数ヶ月〜1年程度、継続が重要

放置のリスク

皮膚トラブルを放置すると、以下のようなリスクが生じる可能性があります。

  • 思春期ニキビを放置すると、クレーター状のニキビ跡(萎縮性瘢痕)や色素沈着が残る可能性がある。

  • 炎症を繰り返すことで皮膚組織が破壊され、治療が困難な瘢痕になることがある。

  • 汗疹をかきむしると細菌感染(とびひ)を起こし、広範囲に拡大することがある。

  • 日焼けによる皮膚ダメージは将来的なシミ・しわ・皮膚がんのリスクを高める。

  • 肌トラブルによる見た目の変化が子どもの自己肯定感や心理面に悪影響を与えることがある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました