女性たちのHPVに関する情報格差が明らかに:子宮頸がん予防意識と認知度の乖離
株式会社NEXERとMSクリニックは共同で、全国の20代から60代の女性231名を対象に「HPVの認知度と子宮頸がん予防意識」に関するアンケート調査を実施しました。この調査は、子宮頸がんの主な原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)に対する女性たちの認識と、子宮頸がん予防への意識の実態を把握することを目的としています。
調査概要
本調査はインターネットアンケート形式で、2026年2月6日から2月19日の期間に実施されました。有効回答数は231サンプルです。主な質問項目は以下の通りです。
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HPV(ヒトパピローマウイルス)の認知度
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HPVに対するイメージ
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HPVの男女間感染および男性感染が女性の子宮頸がんリスクに与える影響に関する認識
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子宮頸がんの予防や早期発見の重要性
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パートナー(男性)のHPV感染や検査・ワクチン接種に関する考え
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HPVや子宮頸がんに関して知りたい情報
HPVの認知度:3分の1以上が「まったく知らない」と回答
HPVという言葉を知っているかという質問に対し、「まったく知らない」と回答した方が36.4%に上りました。これは、調査対象の女性の3分の1以上がHPVという言葉自体を聞いたことがないことを示しています。

「子宮頸がんの原因になるウイルスだと知っている」が32.0%、「HPVという名前は聞いたことがあるが、詳しくは知らない」が22.1%、「原因や感染経路、関連する病気など内容まで知っている」が9.5%でした。何らかの認知がある方は全体の63.6%ですが、基本的な情報がまだ十分に浸透していない現状がうかがえます。
HPVに対するイメージ:「子宮頸がんの原因ウイルス」が最多
HPVを知っている、または聞いたことがある方を対象に、HPVに対するイメージを尋ねたところ、「子宮頸がんの原因になるウイルス」が65.3%で最も多くを占めました。

次いで「性感染症の一つ」と「危険性がよくわからない」がともに11.6%でした。この結果から、子宮頸がんとの関連性は比較的認知されているものの、その具体的な危険性については不明瞭に感じている方も一定数存在することが示唆されます。
HPVの男女間感染に関する認識:約半数が「知らなかった」
HPVが男女ともに感染するウイルスであり、男性側の感染が女性の子宮頸がんリスクに影響することを知っていたかという質問では、「知らなかった」が44.2%に達しました。

HPVを認知している方々の中でも、男女間感染の重要性についてはまだ十分に理解されていない実態が明らかになりました。この結果は、パートナーを含めた総合的な予防意識の啓発が必要であることを示唆しています。
子宮頸がん予防・早期発見の重要性:97.9%が「重要」と回答
子宮頸がんの予防や早期発見について、どのくらい重要だと考えているかという問いに対しては、「とても重要」が71.4%、「やや重要」が26.5%となり、合わせて97.9%が「重要」と回答しました。

回答理由としては、「高確率で防げる病気だから」「早期発見が大切」といった声が多く聞かれました。一方で、「産婦人科に行くハードルが高い」といった意見もあり、重要性は認識されているものの、実際の行動には障壁を感じる方がいることも明らかになりました。
パートナーのHPV感染に関する意識:「考えたことがなかった」が最多
パートナー(男性)のHPV感染や、検査、ワクチン接種についてどのように考えるかという質問では、「パートナーのHPVについて考えたことがなかった」が40.8%で最も多い結果となりました。

「パートナーにHPV検査を受けてほしい」が31.3%、「男性のHPV感染リスクについてもっと知りたい」が27.2%と続き、関心の高さも示されています。しかし、男性のHPV感染自体を意識したことがない方が多いことから、パートナー間での予防に関する対話の機会が不足している現状が浮き彫りになりました。
HPVや子宮頸がんに関して知りたい情報:感染経路やワクチンの効果に高い関心
HPVや子宮頸がんに関して、どのような情報を知りたいかという質問では、「HPVの感染経路や感染の仕組み」が43.5%で最も多く、次いで「HPVワクチンの効果と副反応」が39.5%、「HPVに感染した場合のリスクと症状」が32.7%と続きました。

具体的な要望としては、「予防接種のデメリット」「検査にかかる費用と検査方法」「プライバシーを保護した検査方法」などが挙げられ、知識だけでなく、安心して行動に移すための具体的な情報が求められていることが示されました。
まとめ
今回の調査では、HPVを「まったく知らない」女性が36.4%に上る一方で、認知している女性の約98%が子宮頸がんの予防・早期発見を「重要」と考えていることが判明しました。この結果は、HPVに関する情報が広く共有されることで、予防行動への意識がさらに高まる可能性を示しています。
また、男性側のHPV感染について「考えたことがなかった」と回答した方が4割を超えた点は、性別を問わずHPVに関する正しい知識を持ち、パートナーとともに予防を考えることの重要性を浮き彫りにしています。まずは信頼できる医療機関で情報を得ることから、ご自身と大切な人の健康を守る第一歩を踏み出すことが推奨されます。
本調査内容を引用される際は、引用元が「株式会社NEXERとMSクリニックによる調査」である旨の記載、およびMSクリニック(https://www.clairvoyancecorp.com/)へのリンク設置をお願いいたします。
【MSクリニックについて】
総院長:葉山 芳貴
住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-19-5 新宿幸容ビル3階(MSクリニック新宿)
電話番号:0120-76-6800(MSクリニック新宿)
【株式会社NEXERについて】
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