現在でも、順調に利益を上げ続けている薄毛対策に関する市場(ヘアケア市場)、市場規模は4000億以上。高齢化による薄毛人口の増加、アンチエイジング志向の高まり、ストレス社会などの要因と考えられます。
<ヘアケア市場とは>
本調査におけるヘアケア市場は、毛髪業市場、植毛市場、発毛・育毛剤市場、ヘアケア剤市場の4分野で構成される。このうち、毛髪業市場は、かつら・増毛および育毛・発毛サービスの提供やそれに伴う商品販売などを対象とし、ヘアケア剤市場にはシャンプー、リンス、トリートメントが含まれる。
これだけの市場規模ということは、それだけ薄毛に悩んでる人々が多いということでです。そしてTVCM、ネットなどでは毎日のように見かける「発毛」「育毛」「増毛」などの広告や新商品のPR。
それなのにも関わらず増え続ける「薄毛に悩む人」、これは単純な答えでしかないですが、一言で言うのならば「効果がない(悩みが解消されていない)」ということ、つまりは、市場規模が縮んでいかないのは単純に発毛効果のない商品が乱立しているということです。
このように、各企業が独自に開発した「科学的根拠の無い商品」を誇張し、人の悩みやコンプレックスにつけ込み、煽り立てる。そもそも「発毛」という言葉は医療機関でしか使えない言葉とされていますが、それに近い言葉を用いた、まさに「虚偽広告のようなも」。
その結果悩みが解決されないままに拡大した市場であると言えます。
コメント