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イベルメクチンクリーム30g
イベルメクチンクリームは、有効成分としてイベルメクチンを1%を配合した酒さや赤ら顔の治療薬です。
成分のイベルメクチンは、マクロライド類に属するお薬で日本では飲み薬として糞線虫感染症及び疥癬治療薬ストロメクトールという商品名で承認・販売されています。
有効な症状
イベルメクチンは糞線虫などの寄生虫を殺すだけでなく、新型コロナウイルスに対しても効果があると報告されており、何かと注目を集めている成分ですが、皮膚の赤みがあるポツポツした患部に塗布することで酒さ(赤ら顔、ほてり)を治療できます。
そもそも酒さとは、頬や額などを中心とした長期間続く赤ら顔のことです。繰り返す顔のほてりと発赤によって発症し、徐々にニキビに似た発疹もあらわれることがあります。症状が持続すると鼻瘤(団子っ鼻)になることもあります。
酒さは、顔の表面のデモデックス(Demodex)というダニの仲間や顔の皮膚表面の免疫異常が原因で起こるといわれています。
酒さの症状は大きく分けて毛細血管の開き(毛細血管拡張)による顔の赤み、ニキビのような毛穴のポツポツがあります。この2つの症状は個人差があり、血管拡張の方がひどい方もいれば、ポツポツの方がひどい方もいます。酒さはこの症状に応じて治療の方法も異なります。
イベルメクチンクリームは2つの症状のうち、ニキビのような毛穴のポツポツに特に効果的です。気になる患部に塗ることでデモデックスの数を減らすことができ、それによって酒さを治療します。
有効成分イベルメクチンは酒さに対してすみやかに効果を発揮し、早ければ2週間程度でかなりの症状改善効果が見込めます。
イベルメクチンクリームの使用方法
- イベルメクチンクリームは通常、1日1回適量を患部に塗布します。症状が改善するまで最大4ヵ月間使用します。必ず指示された使用方法に従ってください。
- 塗り忘れた場合は、気が付いた時にすぐに塗ってください。ただし、次に塗る時間が近い場合は、忘れた分を抜き、次回より指示どおり塗ってください。2回分を一度に塗ってはいけません。
- イベルメクチンクリームを使用し、症状が悪化するあるいは症状が3ヵ月以上改善しない、症状が解消して数日以内に症状が再発する場合は本剤の使用を中止し医師に相談してください。
- 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の指示なしに、自分の判断で塗るのを止めないでください。
副作用
イベルメクチンクリームは塗り薬なので、副作用はほとんど起こしません。飲み薬のように全身に起こるような重篤な副作用もほぼ起こさないといわれています。ただし、使用した部位に対していくつかの副作用が起こることも報告されています。
- 主な副作用として、発疹、発赤、腫脹、紅斑、皮膚炎、皮膚の剥離、蕁麻疹などが報告されています。
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
使用禁忌・併用禁忌
- 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
- 妊娠または授乳中の方。
- 腎不全、腎臓病のある方。
- 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。